992と998の最大公約数は2である。
本解説では992と998の最大公約数の計算方法について解説します
結論だけ言うと、992と998の最大公約数は2です。
どのようにして最大公約数である2を求めるのか。
最大公約数を計算する4つの手法を解説していきます!
最大公約数のクイズもあります!
ぜひ最後まで読んでみてください。
992と998の最大公約数の求め方
992と998の最大公約数は2である
最大公約数を計算する方法は4つあります。
- 割り算で計算する
- 約数から算出する
- 素因数分解で算出する
- ユークリッド互除法で導き出す
1つずつ見ていきましょう!
割り算を使って最大公約数を計算する
初めに992と998を同じ数でわり算します。
2で割り算してみましょう。
992 ÷ 2 = 496
998 ÷ 2 = 499
このわり算を割れる数字がなくなってしまうまで続けると、下記のように計算できます。

割れる数字がなくなると、最後に496と499が残りました。
ここまで計算して、左に側にある割った数を全て掛けると最大公約数になります。
最大公約数=2=2
最大公約数を約数を並べて求める
992と998の約数を並べて、最大公約数である2を計算するため方法を説明します。
この計算は時間がかかるのでオススメしませんが、基本的な方法知っておきましょう。
3つのステップで最大公約数を求められます。
- ステップ1
- ステップ2
- ステップ3
以上のように、最大公約数を求めることができます。
最大公約数を素因数分解から求める
素因数分解を活用して最大公約数を計算する方法もあります。
この方法も約数を比べる方法と同様に、非常に時間がかかるのでオススメはしません。
やり方は992と998を素因数分解して、素因数を比較することで最大公約数を見つけます。
途中式は省略しますが、992と998を素因数分解すると、
992 = 2^5×31
998 = 2×499
と計算できます。
ここで、共通している数字を抜き出して、肩の数字は小さい方を使って積を取ると、最大公約数となります。
992と998の最大公約数である2を求められます。
最大公約数をユークリッド互除法で算出する
最後にユークリッド互除法で、最大公約数を求めていきます。
ユークリッド互除法の計算方法は下記の6ステップです。
- 992と998の大きい方から小さい方を割る
- 商とあまりを確認する
- 割る数 ÷ あまりを計算する
- 商とあまりを確認する
- 3→4をあまりが0になるまで計算する
- あまりが0になったときの割る数が最大公約数
ある数nとある数mの最大公約数を求めるとすると、最初にn÷mを計算して、商とあまりを求めます(n>m)。このとき商をQ、あまりをRとすると、次のステップではm÷Rを計算して商とあまりを計算します。

あまりRが0になるまで、上記の計算を繰り返します。R=0になったときの商Qが最大公約数です。それでは、992と998の最大公約数を求める計算を実際にやってみましょう。

あまりが0となった際の割る数が992と998の最大公約数なので、答えは2となります。
992と998の最大公約数を求める解説は以上です。最後にクイズを用意しましたので、挑戦してみてくださいね!
最大公約数クイズ
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