993と999の最大公約数は3である。
この記事では993と999の最大公約数を求めるやり方を説明していきます。
結論だけ言うと、993と999の最大公約数は3です。
ではどうやって最大公約数である3を求めるのか。
最大公約数を求める具体的な4つのやり方を解説していきます!
最大公約数のクイズもあります!
ぜひ最後まで読んでみてください。
993と999の最大公約数の求め方
993と999の最大公約数は3である
最大公約数を算出する方法は4つあります。
- 割り算で計算する
- 約数から求める
- 素因数分解で導き出す
- ユークリッド互除法で算出する
1つずつ見ていきましょう!
わり算で最大公約数を導き出す
初めに993と999を同じ数で割ります。
3でわり算しみましょう。
993 ÷ 3 = 331
999 ÷ 3 = 333
このわり算を割れる数字が無くなるまで続けていくと、下記のように計算できます。

割り切れる数がなくなると、最後に331と333が残りました。
計算が終わったら、左に並んでいる割った数を全て掛けると最大公約数になります。
最大公約数=3=3
最大公約数を約数を並べて導き出す
993と999の約数を並べて、最大公約数である3を算出するため方法を説明します。
この方法は計算量が多いのでオススメしませんが、基本的な求め方知っておきましょう。
3つの手順で最大公約数を計算できます。
- 手順1
- 手順2
- 手順3
以上のように、最大公約数を計算できるのです。
素因数分解から最大公約数を計算する
素因数分解を活用して最大公約数を求める方法もあります。
この求め方も約数を比べる方法と同様に、非常に時間がかかるのでオススメはしません。
求め方は993と999を素因数分解して、式を比較して最大公約数を見つけます。
途中式は詳しく書きませんが、993と999を素因数分解すると、
993 = 3×331
999 = 3^3×37
と計算できます。
ここで、共通している数字を抜き出して、肩にある数字は小さい方を使って積を取ると、最大公約数となります。
993と999の最大公約数である3を求めることができます。
ユークリッド互除法で最大公約数を求める
最後にユークリッド互除法という手法で、最大公約数を求めていきます。
ユークリッド互除法による求め方は下記の6ステップです。
- 993と999の大きい方から小さい方を割る
- 商とあまりを確認する
- 割る数 ÷ あまりを計算する
- 商とあまりを確認する
- 3→4をあまりが0になるまで計算する
- あまりが0のときの割る数が最大公約数
ある数nとある数mの最大公約数を求めるとすると、最初にn÷mを計算して、商とあまりを求めます(n>m)。このとき商をQ、あまりをRとすると、次のステップではm÷Rを計算して商とあまりを計算します。

あまりRが0になるまで、上記の計算を繰り返します。R=0になったときの商Qが最大公約数です。それでは、993と999の最大公約数を求める計算を実際にやってみましょう。

あまりが0となった際の割る数が993と999の最大公約数なので、答えは3となります。
993と999の最大公約数を求める解説は以上です。最後にクイズを用意しましたので、挑戦してみてくださいね!
最大公約数クイズ
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