996と999の最大公約数は3である。
ここでは996と999の最大公約数の求め方について解説します。
最初に結論をお伝えすると、996と999の最大公約数は3です。
どのような計算で最大公約数である3を求めるのか。
最大公約数を算出する4つの方法を解説していきます!
最大公約数のクイズもあります!
ぜひ最後まで読んでみてください。
996と999の最大公約数の求め方
996と999の最大公約数は3である
最大公約数を求める方法は4つあります。
- 割り算で導き出す
- 約数から計算する
- 素因数分解で計算する
- ユークリッド互除法で求める
1つずつ見ていきましょう!
割り算で最大公約数を導き出す
初めに996と999を同じ数でわり算します。
3でわり算しみましょう。
996 ÷ 3 = 332
999 ÷ 3 = 333
この計算を割れる数字が無くなるまですると、下記のように計算できます。

割り切れる数がなくなると、最後に332と333が残りました。
計算が終わったら、左に並べた割った数の積を取ると最大公約数になります。
最大公約数=3=3
約数から最大公約数を計算する
996と999の約数を並べて、最大公約数である3を求めるため方法を説明します。
この方法は計算量が多いのでオススメしませんが、基本的な求め方知っておきましょう。
3つのSTEPで最大公約数を求めることができます。
- STEP1
- STEP2
- STEP3
以上のように、最大公約数を計算できるのです。
最大公約数を素因数分解で導き出す
素因数分解を使うことで最大公約数を導き出す方法もあります。
この手法も約数を比べる方法と同じで、時間がかかりすぎるのでオススメはしません。
計算方法は996と999を素因数分解して、式を見比べることで最大公約数を見つけます。
途中式は省略しますが、996と999を素因数分解すると、
996 = 2^2×3×83
999 = 3^3×37
となります。
ここで、共通している数字を抜き出して、肩の数字は小さい方を使って積を取ると、最大公約数となります。
996と999の最大公約数である3を求めることができます。
最大公約数をユークリッド互除法で求める
最後にユークリッド互除法で、最大公約数を求めていきます。
ユークリッド互除法による求め方は下記の6ステップです。
- 996と999の大きい方から小さい方を割る
- 商とあまりを確認する
- 割る数 ÷ あまりを計算する
- 商とあまりを確認する
- 3→4をあまりが0になるまで計算する
- あまりが0になったときの割る数が最大公約数
ある数nとある数mの最大公約数を求めるとすると、最初にn÷mを計算して、商とあまりを求めます(n>m)。このとき商をQ、あまりをRとすると、次のステップではm÷Rを計算して商とあまりを計算します。

あまりRが0になるまで、上記の計算を繰り返します。R=0になったときの商Qが最大公約数です。それでは、996と999の最大公約数を求める計算を実際にやってみましょう。

あまりが0のときの割る数が996と999の最大公約数なので、答えは3となります。
996と999の最大公約数を求める解説は以上です。最後にクイズを用意しましたので、挑戦してみてくださいね!
最大公約数クイズ
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