29/17
循環小数
29/17 = 1.
帯分数:1 12/17
仮分数 既約分数
なぜ 循環小数になるか
既約分数 29/17 の 分母 17 を素因数分解します。
17 = 17
分母 17 に 17 という 2 でも 5 でもない素因数があります。だから 循環小数になります。
覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。
筆算で小数に直す
既約分数の分子 29 を分母 17 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 16 桁)。
- 1120 ÷ 17 → 商の桁 7、余り 1
- 210 ÷ 17 → 商の桁 0、余り 10
- 3100 ÷ 17 → 商の桁 5、余り 15
- 4150 ÷ 17 → 商の桁 8、余り 14
- 5140 ÷ 17 → 商の桁 8、余り 4
- 640 ÷ 17 → 商の桁 2、余り 6
- 760 ÷ 17 → 商の桁 3、余り 9
- 890 ÷ 17 → 商の桁 5、余り 5
- 950 ÷ 17 → 商の桁 2、余り 16
- 10160 ÷ 17 → 商の桁 9、余り 7
- 1170 ÷ 17 → 商の桁 4、余り 2
- 1220 ÷ 17 → 商の桁 1、余り 3
- 1330 ÷ 17 → 商の桁 1、余り 13
- 14130 ÷ 17 → 商の桁 7、余り 11
- 15110 ÷ 17 → 商の桁 6、余り 8
- 1680 ÷ 17 → 商の桁 4、余り 12 ← ここで余りが既出。循環が確定します
図で確かめる
29/17 を帯分数にすると 1 と 12/17。完全充填のバーが 1 本と、17 等分のうち 12 個ぶんの部分バーで表せます。
ここが面白いと感じます
循環節の長さは 16 桁。これは「10 を何回掛けると 17 で割った余りが元に戻るか」という問いで決まります。分母の素因数 17 が 10 と「どれくらい非なじみか」が、循環節の長さという形で見えるわけです。分母のわずかな違いで循環節が何桁にも伸びる——分数の中に潜む、数の個性の一端を感じる部分だと思います。