29/38
循環小数
29/38 = 0.7
真分数 既約分数
なぜ 循環小数になるか
既約分数 29/38 の 分母 38 を素因数分解します。
38 = 2 × 19
分母 38 に 19 という 2 でも 5 でもない素因数があります。だから 循環小数になります。
覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。
筆算で小数に直す
既約分数の分子 29 を分母 38 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 18 桁)。
- 1290 ÷ 38 → 商の桁 7、余り 24
- 2240 ÷ 38 → 商の桁 6、余り 12
- 3120 ÷ 38 → 商の桁 3、余り 6
- 460 ÷ 38 → 商の桁 1、余り 22
- 5220 ÷ 38 → 商の桁 5、余り 30
- 6300 ÷ 38 → 商の桁 7、余り 34
- 7340 ÷ 38 → 商の桁 8、余り 36
- 8360 ÷ 38 → 商の桁 9、余り 18
- 9180 ÷ 38 → 商の桁 4、余り 28
- 10280 ÷ 38 → 商の桁 7、余り 14
- 11140 ÷ 38 → 商の桁 3、余り 26
- 12260 ÷ 38 → 商の桁 6、余り 32
- 13320 ÷ 38 → 商の桁 8、余り 16
- 14160 ÷ 38 → 商の桁 4、余り 8
- 1580 ÷ 38 → 商の桁 2、余り 4
- 1640 ÷ 38 → 商の桁 1、余り 2
- 1720 ÷ 38 → 商の桁 0、余り 20
- 18200 ÷ 38 → 商の桁 5、余り 10
- 19100 ÷ 38 → 商の桁 2、余り 24 ← ここで余りが既出。循環が確定します
図で確かめる
29/38 は、1 本のバーを 38 等分して 29 個ぶんを塗った大きさです。
ここが面白いと感じます
循環節の長さは 18 桁。これは「10 を何回掛けると 38 で割った余りが元に戻るか」という問いで決まります。分母の素因数 19 が 10 と「どれくらい非なじみか」が、循環節の長さという形で見えるわけです。分母のわずかな違いで循環節が何桁にも伸びる——分数の中に潜む、数の個性の一端を感じる部分だと思います。