39/38
循環小数
39/38 = 1.0
帯分数:1 1/38
仮分数 既約分数
なぜ 循環小数になるか
既約分数 39/38 の 分母 38 を素因数分解します。
38 = 2 × 19
分母 38 に 19 という 2 でも 5 でもない素因数があります。だから 循環小数になります。
覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。
筆算で小数に直す
既約分数の分子 39 を分母 38 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 18 桁)。
- 110 ÷ 38 → 商の桁 0、余り 10
- 2100 ÷ 38 → 商の桁 2、余り 24
- 3240 ÷ 38 → 商の桁 6、余り 12
- 4120 ÷ 38 → 商の桁 3、余り 6
- 560 ÷ 38 → 商の桁 1、余り 22
- 6220 ÷ 38 → 商の桁 5、余り 30
- 7300 ÷ 38 → 商の桁 7、余り 34
- 8340 ÷ 38 → 商の桁 8、余り 36
- 9360 ÷ 38 → 商の桁 9、余り 18
- 10180 ÷ 38 → 商の桁 4、余り 28
- 11280 ÷ 38 → 商の桁 7、余り 14
- 12140 ÷ 38 → 商の桁 3、余り 26
- 13260 ÷ 38 → 商の桁 6、余り 32
- 14320 ÷ 38 → 商の桁 8、余り 16
- 15160 ÷ 38 → 商の桁 4、余り 8
- 1680 ÷ 38 → 商の桁 2、余り 4
- 1740 ÷ 38 → 商の桁 1、余り 2
- 1820 ÷ 38 → 商の桁 0、余り 20
- 19200 ÷ 38 → 商の桁 5、余り 10 ← ここで余りが既出。循環が確定します
図で確かめる
39/38 を帯分数にすると 1 と 1/38。完全充填のバーが 1 本と、38 等分のうち 1 個ぶんの部分バーで表せます。
ここが面白いと感じます
循環節の長さは 18 桁。これは「10 を何回掛けると 38 で割った余りが元に戻るか」という問いで決まります。分母の素因数 19 が 10 と「どれくらい非なじみか」が、循環節の長さという形で見えるわけです。分母のわずかな違いで循環節が何桁にも伸びる——分数の中に潜む、数の個性の一端を感じる部分だと思います。