43/21

循環小数
43/21 = 2.047619
帯分数:2 1/21
仮分数 既約分数

なぜ 循環小数になるか

既約分数 43/21 の 分母 21 を素因数分解します。

21 = 3 × 7

分母 21 に 3 という 2 でも 5 でもない素因数があります(3, 7 が含まれます)。だから 循環小数になります。

覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。

筆算で小数に直す

既約分数の分子 43 を分母 21 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 6 桁)。

  1. 110 ÷ 21 → 商の桁 0、余り 10
  2. 2100 ÷ 21 → 商の桁 4、余り 16
  3. 3160 ÷ 21 → 商の桁 7、余り 13
  4. 4130 ÷ 21 → 商の桁 6、余り 4
  5. 540 ÷ 21 → 商の桁 1、余り 19
  6. 6190 ÷ 21 → 商の桁 9、余り 1 ← ここで余りが既出。循環が確定します

図で確かめる

43/21 を帯分数にすると 2 と 1/21。完全充填のバーが 2 本と、21 等分のうち 1 個ぶんの部分バーで表せます。

43/21 の視覚化(21 等分のバーを 43 個塗る) 43/21 の視覚化 1 1 1/21
ここが面白いと感じます

循環節の長さは 6 桁。これは「10 を何回掛けると 21 で割った余りが元に戻るか」という問いで決まります。分母の素因数 3 が 10 と「どれくらい非なじみか」が、循環節の長さという形で見えるわけです。分母のわずかな違いで循環節が何桁にも伸びる——分数の中に潜む、数の個性の一端を感じる部分だと思います。