43/44

循環小数
43/44 = 0.9772
真分数 既約分数

なぜ 循環小数になるか

既約分数 43/44 の 分母 44 を素因数分解します。

44 = 2² × 11

分母 44 に 11 という 2 でも 5 でもない素因数があります。だから 循環小数になります。

覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。

筆算で小数に直す

既約分数の分子 43 を分母 44 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 2 桁)。

  1. 1430 ÷ 44 → 商の桁 9、余り 34
  2. 2340 ÷ 44 → 商の桁 7、余り 32
  3. 3320 ÷ 44 → 商の桁 7、余り 12
  4. 4120 ÷ 44 → 商の桁 2、余り 32 ← ここで余りが既出。循環が確定します

図で確かめる

43/44 は、1 本のバーを 44 等分して 43 個ぶんを塗った大きさです。

43/44 の視覚化(44 等分のバーを 43 個塗る) 43/44 の視覚化 43/44
ここが面白いと感じます

循環節の長さは 2 桁。これは「10 を何回掛けると 44 で割った余りが元に戻るか」という問いで決まります。分母の素因数 11 が 10 と「どれくらい非なじみか」が、循環節の長さという形で見えるわけです。分母のわずかな違いで循環節が何桁にも伸びる——分数の中に潜む、数の個性の一端を感じる部分だと思います。