44/43
循環小数
44/43 = 1.
帯分数:1 1/43
仮分数 既約分数
なぜ 循環小数になるか
既約分数 44/43 の 分母 43 を素因数分解します。
43 = 43
分母 43 に 43 という 2 でも 5 でもない素因数があります。だから 循環小数になります。
覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。
筆算で小数に直す
既約分数の分子 44 を分母 43 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 21 桁)。
- 110 ÷ 43 → 商の桁 0、余り 10
- 2100 ÷ 43 → 商の桁 2、余り 14
- 3140 ÷ 43 → 商の桁 3、余り 11
- 4110 ÷ 43 → 商の桁 2、余り 24
- 5240 ÷ 43 → 商の桁 5、余り 25
- 6250 ÷ 43 → 商の桁 5、余り 35
- 7350 ÷ 43 → 商の桁 8、余り 6
- 860 ÷ 43 → 商の桁 1、余り 17
- 9170 ÷ 43 → 商の桁 3、余り 41
- 10410 ÷ 43 → 商の桁 9、余り 23
- 11230 ÷ 43 → 商の桁 5、余り 15
- 12150 ÷ 43 → 商の桁 3、余り 21
- 13210 ÷ 43 → 商の桁 4、余り 38
- 14380 ÷ 43 → 商の桁 8、余り 36
- 15360 ÷ 43 → 商の桁 8、余り 16
- 16160 ÷ 43 → 商の桁 3、余り 31
- 17310 ÷ 43 → 商の桁 7、余り 9
- 1890 ÷ 43 → 商の桁 2、余り 4
- 1940 ÷ 43 → 商の桁 0、余り 40
- 20400 ÷ 43 → 商の桁 9、余り 13
図で確かめる
44/43 を帯分数にすると 1 と 1/43。完全充填のバーが 1 本と、43 等分のうち 1 個ぶんの部分バーで表せます。
ここが面白いと感じます
循環節の長さは 21 桁。これは「10 を何回掛けると 43 で割った余りが元に戻るか」という問いで決まります。分母の素因数 43 が 10 と「どれくらい非なじみか」が、循環節の長さという形で見えるわけです。分母のわずかな違いで循環節が何桁にも伸びる——分数の中に潜む、数の個性の一端を感じる部分だと思います。