50/17
循環小数
50/17 = 2.
帯分数:2 16/17
仮分数 既約分数
なぜ 循環小数になるか
既約分数 50/17 の 分母 17 を素因数分解します。
17 = 17
分母 17 に 17 という 2 でも 5 でもない素因数があります。だから 循環小数になります。
覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。
筆算で小数に直す
既約分数の分子 50 を分母 17 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 16 桁)。
- 1160 ÷ 17 → 商の桁 9、余り 7
- 270 ÷ 17 → 商の桁 4、余り 2
- 320 ÷ 17 → 商の桁 1、余り 3
- 430 ÷ 17 → 商の桁 1、余り 13
- 5130 ÷ 17 → 商の桁 7、余り 11
- 6110 ÷ 17 → 商の桁 6、余り 8
- 780 ÷ 17 → 商の桁 4、余り 12
- 8120 ÷ 17 → 商の桁 7、余り 1
- 910 ÷ 17 → 商の桁 0、余り 10
- 10100 ÷ 17 → 商の桁 5、余り 15
- 11150 ÷ 17 → 商の桁 8、余り 14
- 12140 ÷ 17 → 商の桁 8、余り 4
- 1340 ÷ 17 → 商の桁 2、余り 6
- 1460 ÷ 17 → 商の桁 3、余り 9
- 1590 ÷ 17 → 商の桁 5、余り 5
- 1650 ÷ 17 → 商の桁 2、余り 16 ← ここで余りが既出。循環が確定します
図で確かめる
50/17 を帯分数にすると 2 と 16/17。完全充填のバーが 2 本と、17 等分のうち 16 個ぶんの部分バーで表せます。
ここが面白いと感じます
循環節の長さは 16 桁。これは「10 を何回掛けると 17 で割った余りが元に戻るか」という問いで決まります。分母の素因数 17 が 10 と「どれくらい非なじみか」が、循環節の長さという形で見えるわけです。分母のわずかな違いで循環節が何桁にも伸びる——分数の中に潜む、数の個性の一端を感じる部分だと思います。