85 と 117 の最大公約数・最小公倍数

最大公約数(GCD)
GCD(85, 117) = 1
最小公倍数(LCM)
LCM(85, 117) = 9,945

解き方

GCD:ユークリッド互除法

大きい数 117 を小さい数 85 で割り、余りが出たら「割る数」と「余り」の組で同じ計算をくり返します。余りが 0 になったときの「割る数」が最大公約数です。

  1. 1117 ÷ 85 = 1 余り 32
  2. 285 ÷ 32 = 2 余り 21
  3. 332 ÷ 21 = 1 余り 11
  4. 421 ÷ 11 = 1 余り 10
  5. 511 ÷ 10 = 1 余り 1
  6. 610 ÷ 1 = 10 余り 0

余りが 0 になったときの割る数 1 が GCD です。

LCM:GCD から求める公式

任意の 2 数 a, b について GCD × LCM = a × b が成り立ちます。したがって:

LCM = 85 × 117 ÷ 1 = 9,945

素因数のベン図

85 = 5 × 17、117 = 3² × 13。左右の円が重なる部分に共通の素因数が入り、それを全部掛けると GCD(1)になります。円全体を合わせた素因数を全部掛けると LCM(3² × 5 × 13 × 17)です。

A = 85 B = 117 517 3²13 85 だけの素因数 共通 = GCD 117 だけの素因数

基本情報

💡 ここが面白いと感じます

85 と 117 は共通する素因数を一つも持ちません。このような関係を互いに素(coprime)と呼びます。互いに素な 2 数では LCM が単純に 2 数の積(85 × 117 = 9,945)になるのが特徴で、分数の通分や倍数の性質を調べるときの土台になります。