14C7(14 個から 7 個を選ぶ組合せ)
中央二項係数
C(14, 7) = 3,432 通り
中央二項係数(n/2)
r = n/2 = 7:中央二項係数。同じ n では r がちょうど n/2 のとき C(n, r) が最大になります。
計算式
14 個から 7 個を選ぶ場合の数は、14! を r! と (n−r)! で割ることで求まります。
C(14, 7) = 14! / (7! · 7!)
= 87,178,291,200 / (5,040 · 5,040)
= (14 × 13 × 12 × 11 × 10 × 9 × 8) / (7 × 6 × 5 × 4 × 3 × 2 × 1)
= 3,432
分子の 14 × 13 × 12 × 11 × 10 × 9 × 8 は 14 個の中から 7 個を「順番付きで」選ぶ場合の数(= P(14, 7))。それを「並び順を区別しないために」7! で割ると、純粋に「どの 7 個を選んだか」だけを数えた値になります。
参考:順列 P(14, 7) = 17,297,280(並べ方を区別する)。組合せはそれを 7! = 5,040 で割ったもの。
対称性
14 は偶数で、r = n/2 = 7。このとき「選ぶ側」と「選ばない側」がちょうど同じ大きさになるので、C(14, 7) は対称性の中央——同じ n の中で最大の値になります。
パスカルの三角形での位置
パスカルの三角形では、各セルが「真上の 2 つのセルの和」になっています。14 行 7 列目の C(14, 7) は、その真上の C(13, 6) と C(13, 7) を足したもの。
C(14, 7) = C(13, 6) + C(13, 7) = 1716 + 1716 = 3,432
真上のセル:C(13, 6) = 1716、C(13, 7) = 1716(13 行目)
図で確かめる
14 個の中から 7 個を選ぶ代表的な 1 つを示しました。実際には全部で 3,432 通りの選び方があります。
ここが面白いと感じます
n = 14 は偶数で、r = n/2 = 7。同じ 14 個の中から「ちょうど半分」を選ぶ場合の数 C(14, 7) = 3,432 は、14 を分母にした全二項係数の中で最大になります。これは「選ぶ側と選ばない側のサイズが釣り合うところで、組み合わせの自由度が最大になる」という直感どおりの性質で、確率論や組合せ論の中央極限定理にも現れる、パスカルの三角形の中心線です。