11/38

循環小数
11/38 = 0.2894736842105263157
真分数 既約分数

なぜ 循環小数になるか

既約分数 11/38 の 分母 38 を素因数分解します。

38 = 2 × 19

分母 38 に 19 という 2 でも 5 でもない素因数があります。だから 循環小数になります。

覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。

筆算で小数に直す

既約分数の分子 11 を分母 38 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 18 桁)。

  1. 1110 ÷ 38 → 商の桁 2、余り 34
  2. 2340 ÷ 38 → 商の桁 8、余り 36
  3. 3360 ÷ 38 → 商の桁 9、余り 18
  4. 4180 ÷ 38 → 商の桁 4、余り 28
  5. 5280 ÷ 38 → 商の桁 7、余り 14
  6. 6140 ÷ 38 → 商の桁 3、余り 26
  7. 7260 ÷ 38 → 商の桁 6、余り 32
  8. 8320 ÷ 38 → 商の桁 8、余り 16
  9. 9160 ÷ 38 → 商の桁 4、余り 8
  10. 1080 ÷ 38 → 商の桁 2、余り 4
  11. 1140 ÷ 38 → 商の桁 1、余り 2
  12. 1220 ÷ 38 → 商の桁 0、余り 20
  13. 13200 ÷ 38 → 商の桁 5、余り 10
  14. 14100 ÷ 38 → 商の桁 2、余り 24
  15. 15240 ÷ 38 → 商の桁 6、余り 12
  16. 16120 ÷ 38 → 商の桁 3、余り 6
  17. 1760 ÷ 38 → 商の桁 1、余り 22
  18. 18220 ÷ 38 → 商の桁 5、余り 30
  19. 19300 ÷ 38 → 商の桁 7、余り 34 ← ここで余りが既出。循環が確定します

図で確かめる

11/38 は、1 本のバーを 38 等分して 11 個ぶんを塗った大きさです。

11/38 の視覚化(38 等分のバーを 11 個塗る) 11/38 の視覚化 11/38
ここが面白いと感じます

循環節の長さは 18 桁。これは「10 を何回掛けると 38 で割った余りが元に戻るか」という問いで決まります。分母の素因数 19 が 10 と「どれくらい非なじみか」が、循環節の長さという形で見えるわけです。分母のわずかな違いで循環節が何桁にも伸びる——分数の中に潜む、数の個性の一端を感じる部分だと思います。