30/29

循環小数
30/29 = 1.0344827586206896551724137931
帯分数:1 1/29
仮分数 既約分数

なぜ 循環小数になるか

既約分数 30/29 の 分母 29 を素因数分解します。

29 = 29

分母 29 に 29 という 2 でも 5 でもない素因数があります。だから 循環小数になります。

覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。

筆算で小数に直す

既約分数の分子 30 を分母 29 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 28 桁)。

  1. 110 ÷ 29 → 商の桁 0、余り 10
  2. 2100 ÷ 29 → 商の桁 3、余り 13
  3. 3130 ÷ 29 → 商の桁 4、余り 14
  4. 4140 ÷ 29 → 商の桁 4、余り 24
  5. 5240 ÷ 29 → 商の桁 8、余り 8
  6. 680 ÷ 29 → 商の桁 2、余り 22
  7. 7220 ÷ 29 → 商の桁 7、余り 17
  8. 8170 ÷ 29 → 商の桁 5、余り 25
  9. 9250 ÷ 29 → 商の桁 8、余り 18
  10. 10180 ÷ 29 → 商の桁 6、余り 6
  11. 1160 ÷ 29 → 商の桁 2、余り 2
  12. 1220 ÷ 29 → 商の桁 0、余り 20
  13. 13200 ÷ 29 → 商の桁 6、余り 26
  14. 14260 ÷ 29 → 商の桁 8、余り 28
  15. 15280 ÷ 29 → 商の桁 9、余り 19
  16. 16190 ÷ 29 → 商の桁 6、余り 16
  17. 17160 ÷ 29 → 商の桁 5、余り 15
  18. 18150 ÷ 29 → 商の桁 5、余り 5
  19. 1950 ÷ 29 → 商の桁 1、余り 21
  20. 20210 ÷ 29 → 商の桁 7、余り 7

図で確かめる

30/29 を帯分数にすると 1 と 1/29。完全充填のバーが 1 本と、29 等分のうち 1 個ぶんの部分バーで表せます。

30/29 の視覚化(29 等分のバーを 30 個塗る) 30/29 の視覚化 1 1/29
ここが面白いと感じます

循環節の長さは 28 桁。これは「10 を何回掛けると 29 で割った余りが元に戻るか」という問いで決まります。分母の素因数 29 が 10 と「どれくらい非なじみか」が、循環節の長さという形で見えるわけです。分母のわずかな違いで循環節が何桁にも伸びる——分数の中に潜む、数の個性の一端を感じる部分だと思います。