36/35

循環小数
36/35 = 1.0285714
帯分数:1 1/35
仮分数 既約分数

なぜ 循環小数になるか

既約分数 36/35 の 分母 35 を素因数分解します。

35 = 5 × 7

分母 35 に 7 という 2 でも 5 でもない素因数があります。だから 循環小数になります。

覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。

筆算で小数に直す

既約分数の分子 36 を分母 35 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 6 桁)。

  1. 110 ÷ 35 → 商の桁 0、余り 10
  2. 2100 ÷ 35 → 商の桁 2、余り 30
  3. 3300 ÷ 35 → 商の桁 8、余り 20
  4. 4200 ÷ 35 → 商の桁 5、余り 25
  5. 5250 ÷ 35 → 商の桁 7、余り 5
  6. 650 ÷ 35 → 商の桁 1、余り 15
  7. 7150 ÷ 35 → 商の桁 4、余り 10 ← ここで余りが既出。循環が確定します

図で確かめる

36/35 を帯分数にすると 1 と 1/35。完全充填のバーが 1 本と、35 等分のうち 1 個ぶんの部分バーで表せます。

36/35 の視覚化(35 等分のバーを 36 個塗る) 36/35 の視覚化 1 1/35
ここが面白いと感じます

循環節の長さは 6 桁。これは「10 を何回掛けると 35 で割った余りが元に戻るか」という問いで決まります。分母の素因数 7 が 10 と「どれくらい非なじみか」が、循環節の長さという形で見えるわけです。分母のわずかな違いで循環節が何桁にも伸びる——分数の中に潜む、数の個性の一端を感じる部分だと思います。