43/29
循環小数
43/29 = 1.
帯分数:1 14/29
仮分数 既約分数
なぜ 循環小数になるか
既約分数 43/29 の 分母 29 を素因数分解します。
29 = 29
分母 29 に 29 という 2 でも 5 でもない素因数があります。だから 循環小数になります。
覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。
筆算で小数に直す
既約分数の分子 43 を分母 29 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 28 桁)。
- 1140 ÷ 29 → 商の桁 4、余り 24
- 2240 ÷ 29 → 商の桁 8、余り 8
- 380 ÷ 29 → 商の桁 2、余り 22
- 4220 ÷ 29 → 商の桁 7、余り 17
- 5170 ÷ 29 → 商の桁 5、余り 25
- 6250 ÷ 29 → 商の桁 8、余り 18
- 7180 ÷ 29 → 商の桁 6、余り 6
- 860 ÷ 29 → 商の桁 2、余り 2
- 920 ÷ 29 → 商の桁 0、余り 20
- 10200 ÷ 29 → 商の桁 6、余り 26
- 11260 ÷ 29 → 商の桁 8、余り 28
- 12280 ÷ 29 → 商の桁 9、余り 19
- 13190 ÷ 29 → 商の桁 6、余り 16
- 14160 ÷ 29 → 商の桁 5、余り 15
- 15150 ÷ 29 → 商の桁 5、余り 5
- 1650 ÷ 29 → 商の桁 1、余り 21
- 17210 ÷ 29 → 商の桁 7、余り 7
- 1870 ÷ 29 → 商の桁 2、余り 12
- 19120 ÷ 29 → 商の桁 4、余り 4
- 2040 ÷ 29 → 商の桁 1、余り 11
図で確かめる
43/29 を帯分数にすると 1 と 14/29。完全充填のバーが 1 本と、29 等分のうち 14 個ぶんの部分バーで表せます。
ここが面白いと感じます
循環節の長さは 28 桁。これは「10 を何回掛けると 29 で割った余りが元に戻るか」という問いで決まります。分母の素因数 29 が 10 と「どれくらい非なじみか」が、循環節の長さという形で見えるわけです。分母のわずかな違いで循環節が何桁にも伸びる——分数の中に潜む、数の個性の一端を感じる部分だと思います。