44/29
循環小数
44/29 = 1.
帯分数:1 15/29
仮分数 既約分数
なぜ 循環小数になるか
既約分数 44/29 の 分母 29 を素因数分解します。
29 = 29
分母 29 に 29 という 2 でも 5 でもない素因数があります。だから 循環小数になります。
覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。
筆算で小数に直す
既約分数の分子 44 を分母 29 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 28 桁)。
- 1150 ÷ 29 → 商の桁 5、余り 5
- 250 ÷ 29 → 商の桁 1、余り 21
- 3210 ÷ 29 → 商の桁 7、余り 7
- 470 ÷ 29 → 商の桁 2、余り 12
- 5120 ÷ 29 → 商の桁 4、余り 4
- 640 ÷ 29 → 商の桁 1、余り 11
- 7110 ÷ 29 → 商の桁 3、余り 23
- 8230 ÷ 29 → 商の桁 7、余り 27
- 9270 ÷ 29 → 商の桁 9、余り 9
- 1090 ÷ 29 → 商の桁 3、余り 3
- 1130 ÷ 29 → 商の桁 1、余り 1
- 1210 ÷ 29 → 商の桁 0、余り 10
- 13100 ÷ 29 → 商の桁 3、余り 13
- 14130 ÷ 29 → 商の桁 4、余り 14
- 15140 ÷ 29 → 商の桁 4、余り 24
- 16240 ÷ 29 → 商の桁 8、余り 8
- 1780 ÷ 29 → 商の桁 2、余り 22
- 18220 ÷ 29 → 商の桁 7、余り 17
- 19170 ÷ 29 → 商の桁 5、余り 25
- 20250 ÷ 29 → 商の桁 8、余り 18
図で確かめる
44/29 を帯分数にすると 1 と 15/29。完全充填のバーが 1 本と、29 等分のうち 15 個ぶんの部分バーで表せます。
ここが面白いと感じます
循環節の長さは 28 桁。これは「10 を何回掛けると 29 で割った余りが元に戻るか」という問いで決まります。分母の素因数 29 が 10 と「どれくらい非なじみか」が、循環節の長さという形で見えるわけです。分母のわずかな違いで循環節が何桁にも伸びる——分数の中に潜む、数の個性の一端を感じる部分だと思います。