50/19
循環小数
50/19 = 2.
帯分数:2 12/19
仮分数 既約分数
なぜ 循環小数になるか
既約分数 50/19 の 分母 19 を素因数分解します。
19 = 19
分母 19 に 19 という 2 でも 5 でもない素因数があります。だから 循環小数になります。
覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。
筆算で小数に直す
既約分数の分子 50 を分母 19 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 18 桁)。
- 1120 ÷ 19 → 商の桁 6、余り 6
- 260 ÷ 19 → 商の桁 3、余り 3
- 330 ÷ 19 → 商の桁 1、余り 11
- 4110 ÷ 19 → 商の桁 5、余り 15
- 5150 ÷ 19 → 商の桁 7、余り 17
- 6170 ÷ 19 → 商の桁 8、余り 18
- 7180 ÷ 19 → 商の桁 9、余り 9
- 890 ÷ 19 → 商の桁 4、余り 14
- 9140 ÷ 19 → 商の桁 7、余り 7
- 1070 ÷ 19 → 商の桁 3、余り 13
- 11130 ÷ 19 → 商の桁 6、余り 16
- 12160 ÷ 19 → 商の桁 8、余り 8
- 1380 ÷ 19 → 商の桁 4、余り 4
- 1440 ÷ 19 → 商の桁 2、余り 2
- 1520 ÷ 19 → 商の桁 1、余り 1
- 1610 ÷ 19 → 商の桁 0、余り 10
- 17100 ÷ 19 → 商の桁 5、余り 5
- 1850 ÷ 19 → 商の桁 2、余り 12 ← ここで余りが既出。循環が確定します
図で確かめる
50/19 を帯分数にすると 2 と 12/19。完全充填のバーが 2 本と、19 等分のうち 12 個ぶんの部分バーで表せます。
ここが面白いと感じます
循環節の長さは 18 桁。これは「10 を何回掛けると 19 で割った余りが元に戻るか」という問いで決まります。分母の素因数 19 が 10 と「どれくらい非なじみか」が、循環節の長さという形で見えるわけです。分母のわずかな違いで循環節が何桁にも伸びる——分数の中に潜む、数の個性の一端を感じる部分だと思います。