50/29
循環小数
50/29 = 1.
帯分数:1 21/29
仮分数 既約分数
なぜ 循環小数になるか
既約分数 50/29 の 分母 29 を素因数分解します。
29 = 29
分母 29 に 29 という 2 でも 5 でもない素因数があります。だから 循環小数になります。
覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。
筆算で小数に直す
既約分数の分子 50 を分母 29 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 28 桁)。
- 1210 ÷ 29 → 商の桁 7、余り 7
- 270 ÷ 29 → 商の桁 2、余り 12
- 3120 ÷ 29 → 商の桁 4、余り 4
- 440 ÷ 29 → 商の桁 1、余り 11
- 5110 ÷ 29 → 商の桁 3、余り 23
- 6230 ÷ 29 → 商の桁 7、余り 27
- 7270 ÷ 29 → 商の桁 9、余り 9
- 890 ÷ 29 → 商の桁 3、余り 3
- 930 ÷ 29 → 商の桁 1、余り 1
- 1010 ÷ 29 → 商の桁 0、余り 10
- 11100 ÷ 29 → 商の桁 3、余り 13
- 12130 ÷ 29 → 商の桁 4、余り 14
- 13140 ÷ 29 → 商の桁 4、余り 24
- 14240 ÷ 29 → 商の桁 8、余り 8
- 1580 ÷ 29 → 商の桁 2、余り 22
- 16220 ÷ 29 → 商の桁 7、余り 17
- 17170 ÷ 29 → 商の桁 5、余り 25
- 18250 ÷ 29 → 商の桁 8、余り 18
- 19180 ÷ 29 → 商の桁 6、余り 6
- 2060 ÷ 29 → 商の桁 2、余り 2
図で確かめる
50/29 を帯分数にすると 1 と 21/29。完全充填のバーが 1 本と、29 等分のうち 21 個ぶんの部分バーで表せます。
ここが面白いと感じます
循環節の長さは 28 桁。これは「10 を何回掛けると 29 で割った余りが元に戻るか」という問いで決まります。分母の素因数 29 が 10 と「どれくらい非なじみか」が、循環節の長さという形で見えるわけです。分母のわずかな違いで循環節が何桁にも伸びる——分数の中に潜む、数の個性の一端を感じる部分だと思います。