62 と 143 の最大公約数・最小公倍数

最大公約数(GCD)
GCD(62, 143) = 1
最小公倍数(LCM)
LCM(62, 143) = 8,866

解き方

GCD:ユークリッド互除法

大きい数 143 を小さい数 62 で割り、余りが出たら「割る数」と「余り」の組で同じ計算をくり返します。余りが 0 になったときの「割る数」が最大公約数です。

  1. 1143 ÷ 62 = 2 余り 19
  2. 262 ÷ 19 = 3 余り 5
  3. 319 ÷ 5 = 3 余り 4
  4. 45 ÷ 4 = 1 余り 1
  5. 54 ÷ 1 = 4 余り 0

余りが 0 になったときの割る数 1 が GCD です。

LCM:GCD から求める公式

任意の 2 数 a, b について GCD × LCM = a × b が成り立ちます。したがって:

LCM = 62 × 143 ÷ 1 = 8,866

素因数のベン図

62 = 2 × 31、143 = 11 × 13。左右の円が重なる部分に共通の素因数が入り、それを全部掛けると GCD(1)になります。円全体を合わせた素因数を全部掛けると LCM(2 × 11 × 13 × 31)です。

A = 62 B = 143 231 1113 62 だけの素因数 共通 = GCD 143 だけの素因数

基本情報

💡 ここが面白いと感じます

62 と 143 は共通する素因数を一つも持ちません。このような関係を互いに素(coprime)と呼びます。互いに素な 2 数では LCM が単純に 2 数の積(62 × 143 = 8,866)になるのが特徴で、分数の通分や倍数の性質を調べるときの土台になります。