12C11(12 個から 11 個を選ぶ組合せ)

組合せ
C(12, 11) = 12 通り

計算式

12 個から 11 個を選ぶ場合の数は、12! を r! と (n−r)! で割ることで求まります。

C(12, 11) = 12! / (11! · 1!)
= 479,001,600 / (39,916,800 · 1)
= (12 × 11 × 10 × 9 × 8 × 7 × 6 × 5 × 4 × 3 × 2) / (11 × 10 × 9 × 8 × 7 × 6 × 5 × 4 × 3 × 2 × 1)
= 12

分子の 12 × 11 × 10 × 9 × 8 × 7 × 6 × 5 × 4 × 3 × 2 は 12 個の中から 11 個を「順番付きで」選ぶ場合の数(= P(12, 11))。それを「並び順を区別しないために」11! で割ると、純粋に「どの 11 個を選んだか」だけを数えた値になります。

参考:順列 P(12, 11) = 479,001,600(並べ方を区別する)。組合せはそれを 11! = 39,916,800 で割ったもの。

対称性:選ぶ側と選ばない側

「12 個から 11 個を選ぶ」と「12 個から 1 個を選ぶ」は、選んだ側と選ばなかった側を入れ替えれば 1 対 1 に対応します。だから場合の数は等しくなります。

C(12, 11) = C(12, 1) = 12

たとえば「選ぶ 11 個」を決めれば、自動的に「選ばない 1 個」も決まる——どちらの視点で数えても答えは同じになります。

対称ペア:C(12, 1) のページへ。

パスカルの三角形での位置

パスカルの三角形では、各セルが「真上の 2 つのセルの和」になっています。12 行 11 列目の C(12, 11) は、その真上の C(11, 10) と C(11, 11) を足したもの。

C(12, 11) = C(11, 10) + C(11, 11) = 11 + 1 = 12
パスカルの三角形(0 行目から 8 行目まで) 11112113311464115101051161520156117213535217118285670562881

真上のセル:C(11, 10) = 11、C(11, 11) = 1(11 行目)

図で確かめる

12 個の中から 11 個を選ぶ代表的な 1 つを示しました。実際には全部で 12 通りの選び方があります。

n 個 12 の中から 11 個を選ぶ代表例(C(12, 11) = 12 通りの 1 つ) n = 12 個から r = 11 個を選ぶ 123456789101112 これは C(12, 11) = 12 通りの中の 1 つ
ここが面白いと感じます

12 個から 11 個を選ぶことと、12 個から 1 個を選ぶ(残りの 1 個を「選ばない側」に回す)ことは、選択と非選択を入れ替えれば完全に同じ場合の数です——どちらの視点でも C(12, 11) = C(12, 1) = 12。組合せの本質は「どの 11 個か」ではなく「全体を 2 つに分ける分け方」だと気づくと、この対称性の自然さが見えてきます。同じ場合の数を、分子の式 12!/(11!·1!) の中で r! と (n-r)! が対称に現れることからも確認できます。