1/31
循環小数
1/31 = 0.
真分数 単位分数 既約分数
なぜ 循環小数になるか
既約分数 1/31 の 分母 31 を素因数分解します。
31 = 31
分母 31 に 31 という 2 でも 5 でもない素因数があります。だから 循環小数になります。
覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。
筆算で小数に直す
既約分数の分子 1 を分母 31 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 15 桁)。
- 110 ÷ 31 → 商の桁 0、余り 10
- 2100 ÷ 31 → 商の桁 3、余り 7
- 370 ÷ 31 → 商の桁 2、余り 8
- 480 ÷ 31 → 商の桁 2、余り 18
- 5180 ÷ 31 → 商の桁 5、余り 25
- 6250 ÷ 31 → 商の桁 8、余り 2
- 720 ÷ 31 → 商の桁 0、余り 20
- 8200 ÷ 31 → 商の桁 6、余り 14
- 9140 ÷ 31 → 商の桁 4、余り 16
- 10160 ÷ 31 → 商の桁 5、余り 5
- 1150 ÷ 31 → 商の桁 1、余り 19
- 12190 ÷ 31 → 商の桁 6、余り 4
- 1340 ÷ 31 → 商の桁 1、余り 9
- 1490 ÷ 31 → 商の桁 2、余り 28
- 15280 ÷ 31 → 商の桁 9、余り 1 ← ここで余りが既出。循環が確定します
図で確かめる
1/31 は、1 本のバーを 31 等分して 1 個ぶんを塗った大きさです。
ここが面白いと感じます
1/31 は単位分数と呼ばれ、1 を 31 等分した「1 個分」を指します。分母に 2 や 5 以外の素数が混ざっているので、10 進小数では切りよく表せず、同じ余りが巡回して 15 桁の循環節が現れます。「10 進の器と分母の素因数の相性」が顔を出す、単位分数の中で特に分かりやすい例です。