10/29
循環小数
10/29 = 0.
真分数 既約分数
なぜ 循環小数になるか
既約分数 10/29 の 分母 29 を素因数分解します。
29 = 29
分母 29 に 29 という 2 でも 5 でもない素因数があります。だから 循環小数になります。
覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。
筆算で小数に直す
既約分数の分子 10 を分母 29 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 28 桁)。
- 1100 ÷ 29 → 商の桁 3、余り 13
- 2130 ÷ 29 → 商の桁 4、余り 14
- 3140 ÷ 29 → 商の桁 4、余り 24
- 4240 ÷ 29 → 商の桁 8、余り 8
- 580 ÷ 29 → 商の桁 2、余り 22
- 6220 ÷ 29 → 商の桁 7、余り 17
- 7170 ÷ 29 → 商の桁 5、余り 25
- 8250 ÷ 29 → 商の桁 8、余り 18
- 9180 ÷ 29 → 商の桁 6、余り 6
- 1060 ÷ 29 → 商の桁 2、余り 2
- 1120 ÷ 29 → 商の桁 0、余り 20
- 12200 ÷ 29 → 商の桁 6、余り 26
- 13260 ÷ 29 → 商の桁 8、余り 28
- 14280 ÷ 29 → 商の桁 9、余り 19
- 15190 ÷ 29 → 商の桁 6、余り 16
- 16160 ÷ 29 → 商の桁 5、余り 15
- 17150 ÷ 29 → 商の桁 5、余り 5
- 1850 ÷ 29 → 商の桁 1、余り 21
- 19210 ÷ 29 → 商の桁 7、余り 7
- 2070 ÷ 29 → 商の桁 2、余り 12
図で確かめる
10/29 は、1 本のバーを 29 等分して 10 個ぶんを塗った大きさです。
ここが面白いと感じます
循環節の長さは 28 桁。これは「10 を何回掛けると 29 で割った余りが元に戻るか」という問いで決まります。分母の素因数 29 が 10 と「どれくらい非なじみか」が、循環節の長さという形で見えるわけです。分母のわずかな違いで循環節が何桁にも伸びる——分数の中に潜む、数の個性の一端を感じる部分だと思います。