10/7
循環小数
10/7 = 1.
帯分数:1 3/7
仮分数 既約分数
なぜ 循環小数になるか
既約分数 10/7 の 分母 7 を素因数分解します。
7 = 7
分母 7 に 7 という 2 でも 5 でもない素因数があります。だから 循環小数になります。
覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。
筆算で小数に直す
既約分数の分子 10 を分母 7 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 6 桁)。
- 130 ÷ 7 → 商の桁 4、余り 2
- 220 ÷ 7 → 商の桁 2、余り 6
- 360 ÷ 7 → 商の桁 8、余り 4
- 440 ÷ 7 → 商の桁 5、余り 5
- 550 ÷ 7 → 商の桁 7、余り 1
- 610 ÷ 7 → 商の桁 1、余り 3 ← ここで余りが既出。循環が確定します
図で確かめる
10/7 を帯分数にすると 1 と 3/7。完全充填のバーが 1 本と、7 等分のうち 3 個ぶんの部分バーで表せます。
同じ値の他の分数
10/7 は既約分数ですが、分子・分母を同じ数で掛けると同じ値の別の分数になります。このサイト内の範囲で見つかったものを並べます。
ここが面白いと感じます
循環節の長さは 6 桁。これは「10 を何回掛けると 7 で割った余りが元に戻るか」という問いで決まります。分母の素因数 7 が 10 と「どれくらい非なじみか」が、循環節の長さという形で見えるわけです。分母のわずかな違いで循環節が何桁にも伸びる——分数の中に潜む、数の個性の一端を感じる部分だと思います。