8/29
循環小数
8/29 = 0.
真分数 既約分数
なぜ 循環小数になるか
既約分数 8/29 の 分母 29 を素因数分解します。
29 = 29
分母 29 に 29 という 2 でも 5 でもない素因数があります。だから 循環小数になります。
覚えておくとよい判定則:既約分数の分母を素因数分解したとき、2 と 5 だけで構成されていれば 有限小数、それ以外の素数が混ざっていれば 循環小数。
筆算で小数に直す
既約分数の分子 8 を分母 29 で割ります。余りの後ろに 0 を補って、桁を下ろしながら割り進めます。同じ余りが再び現れた時点で循環節が確定します(循環小数、循環節の長さは 28 桁)。
- 180 ÷ 29 → 商の桁 2、余り 22
- 2220 ÷ 29 → 商の桁 7、余り 17
- 3170 ÷ 29 → 商の桁 5、余り 25
- 4250 ÷ 29 → 商の桁 8、余り 18
- 5180 ÷ 29 → 商の桁 6、余り 6
- 660 ÷ 29 → 商の桁 2、余り 2
- 720 ÷ 29 → 商の桁 0、余り 20
- 8200 ÷ 29 → 商の桁 6、余り 26
- 9260 ÷ 29 → 商の桁 8、余り 28
- 10280 ÷ 29 → 商の桁 9、余り 19
- 11190 ÷ 29 → 商の桁 6、余り 16
- 12160 ÷ 29 → 商の桁 5、余り 15
- 13150 ÷ 29 → 商の桁 5、余り 5
- 1450 ÷ 29 → 商の桁 1、余り 21
- 15210 ÷ 29 → 商の桁 7、余り 7
- 1670 ÷ 29 → 商の桁 2、余り 12
- 17120 ÷ 29 → 商の桁 4、余り 4
- 1840 ÷ 29 → 商の桁 1、余り 11
- 19110 ÷ 29 → 商の桁 3、余り 23
- 20230 ÷ 29 → 商の桁 7、余り 27
図で確かめる
8/29 は、1 本のバーを 29 等分して 8 個ぶんを塗った大きさです。
ここが面白いと感じます
循環節の長さは 28 桁。これは「10 を何回掛けると 29 で割った余りが元に戻るか」という問いで決まります。分母の素因数 29 が 10 と「どれくらい非なじみか」が、循環節の長さという形で見えるわけです。分母のわずかな違いで循環節が何桁にも伸びる——分数の中に潜む、数の個性の一端を感じる部分だと思います。