10C2(10 個から 2 個を選ぶ組合せ)

組合せ
C(10, 2) = 45 通り

計算式

10 個から 2 個を選ぶ場合の数は、10! を r! と (n−r)! で割ることで求まります。

C(10, 2) = 10! / (2! · 8!)
= 3,628,800 / (2 · 40,320)
= (10 × 9) / (2 × 1)
= 45

分子の 10 × 9 は 10 個の中から 2 個を「順番付きで」選ぶ場合の数(= P(10, 2))。それを「並び順を区別しないために」2! で割ると、純粋に「どの 2 個を選んだか」だけを数えた値になります。

参考:順列 P(10, 2) = 90(並べ方を区別する)。組合せはそれを 2! = 2 で割ったもの。

対称性:選ぶ側と選ばない側

「10 個から 2 個を選ぶ」と「10 個から 8 個を選ぶ」は、選んだ側と選ばなかった側を入れ替えれば 1 対 1 に対応します。だから場合の数は等しくなります。

C(10, 2) = C(10, 8) = 45

たとえば「選ぶ 2 個」を決めれば、自動的に「選ばない 8 個」も決まる——どちらの視点で数えても答えは同じになります。

対称ペア:C(10, 8) のページへ。

パスカルの三角形での位置

パスカルの三角形では、各セルが「真上の 2 つのセルの和」になっています。10 行 2 列目の C(10, 2) は、その真上の C(9, 1) と C(9, 2) を足したもの。

C(10, 2) = C(9, 1) + C(9, 2) = 9 + 36 = 45
パスカルの三角形(0 行目から 8 行目まで) 11112113311464115101051161520156117213535217118285670562881

真上のセル:C(9, 1) = 9C(9, 2) = 36(9 行目)

図で確かめる

10 個の中から 2 個を選ぶ代表的な 1 つを示しました。実際には全部で 45 通りの選び方があります。

n 個 10 の中から 2 個を選ぶ代表例(C(10, 2) = 45 通りの 1 つ) n = 10 個から r = 2 個を選ぶ 12345678910 これは C(10, 2) = 45 通りの中の 1 つ
ここが面白いと感じます

10 個から 2 個を選ぶことと、10 個から 8 個を選ぶ(残りの 8 個を「選ばない側」に回す)ことは、選択と非選択を入れ替えれば完全に同じ場合の数です——どちらの視点でも C(10, 2) = C(10, 8) = 45。組合せの本質は「どの 2 個か」ではなく「全体を 2 つに分ける分け方」だと気づくと、この対称性の自然さが見えてきます。同じ場合の数を、分子の式 10!/(2!·8!) の中で r! と (n-r)! が対称に現れることからも確認できます。