60 と 157 の最大公約数・最小公倍数

最大公約数(GCD)
GCD(60, 157) = 1
最小公倍数(LCM)
LCM(60, 157) = 9,420

解き方

GCD:ユークリッド互除法

大きい数 157 を小さい数 60 で割り、余りが出たら「割る数」と「余り」の組で同じ計算をくり返します。余りが 0 になったときの「割る数」が最大公約数です。

  1. 1157 ÷ 60 = 2 余り 37
  2. 260 ÷ 37 = 1 余り 23
  3. 337 ÷ 23 = 1 余り 14
  4. 423 ÷ 14 = 1 余り 9
  5. 514 ÷ 9 = 1 余り 5
  6. 69 ÷ 5 = 1 余り 4
  7. 75 ÷ 4 = 1 余り 1
  8. 84 ÷ 1 = 4 余り 0

余りが 0 になったときの割る数 1 が GCD です。

LCM:GCD から求める公式

任意の 2 数 a, b について GCD × LCM = a × b が成り立ちます。したがって:

LCM = 60 × 157 ÷ 1 = 9,420

素因数のベン図

60 = 2² × 3 × 5、157 = 157。左右の円が重なる部分に共通の素因数が入り、それを全部掛けると GCD(1)になります。円全体を合わせた素因数を全部掛けると LCM(2² × 3 × 5 × 157)です。

A = 60 B = 157 35 157 60 だけの素因数 共通 = GCD 157 だけの素因数

基本情報

💡 ここが面白いと感じます

60 と 157 は共通する素因数を一つも持ちません。このような関係を互いに素(coprime)と呼びます。互いに素な 2 数では LCM が単純に 2 数の積(60 × 157 = 9,420)になるのが特徴で、分数の通分や倍数の性質を調べるときの土台になります。