60 と 169 の最大公約数・最小公倍数

最大公約数(GCD)
GCD(60, 169) = 1
最小公倍数(LCM)
LCM(60, 169) = 10,140

解き方

GCD:ユークリッド互除法

大きい数 169 を小さい数 60 で割り、余りが出たら「割る数」と「余り」の組で同じ計算をくり返します。余りが 0 になったときの「割る数」が最大公約数です。

  1. 1169 ÷ 60 = 2 余り 49
  2. 260 ÷ 49 = 1 余り 11
  3. 349 ÷ 11 = 4 余り 5
  4. 411 ÷ 5 = 2 余り 1
  5. 55 ÷ 1 = 5 余り 0

余りが 0 になったときの割る数 1 が GCD です。

LCM:GCD から求める公式

任意の 2 数 a, b について GCD × LCM = a × b が成り立ちます。したがって:

LCM = 60 × 169 ÷ 1 = 10,140

素因数のベン図

60 = 2² × 3 × 5、169 = 13²。左右の円が重なる部分に共通の素因数が入り、それを全部掛けると GCD(1)になります。円全体を合わせた素因数を全部掛けると LCM(2² × 3 × 5 × 13²)です。

A = 60 B = 169 35 13² 60 だけの素因数 共通 = GCD 169 だけの素因数

基本情報

💡 ここが面白いと感じます

60 と 169 は共通する素因数を一つも持ちません。このような関係を互いに素(coprime)と呼びます。互いに素な 2 数では LCM が単純に 2 数の積(60 × 169 = 10,140)になるのが特徴で、分数の通分や倍数の性質を調べるときの土台になります。